sustainable development
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地球の持続可能性の確保
100億人が豊かに
暮らせる地球を考える
将来世代の環境資源を毀損しない
経済成長や技術進歩により、私たちの暮らしは物質的に豊かで便利なものとなりました。その半面、豊かで便利な暮らしは人類の生存基盤である「地球環境の悪化」をもたらしています。現在の人類は環境資源を食いつぶす状態を続けており、これから私たちが地球の持続可能性を確保するためには「大量生産/大量消費/大量廃棄型社会からの脱却」が必要です。そのために技術革新はもちろん、経済や社会システム、ライフスタイルなどの抜本的な変革が不可欠になります。
資源ネクサスを踏まえたサステナビリティ
一つの資源に向けた課題解決は、他の資源における課題を引き起こすこともあれば、同時に「複数資源の課題解決に資するシナジー」を生み出すこともあります。例えば、食料生産には多くの水やエネルギーが必要です。今後、効率的な食料生産や環境負荷の小さな食材へのシフトが進めば、水やエネルギーの消費、GHG排出量低減につながります。近年、海洋汚染の原因としてクローズアップされている廃プラスチックの問題についても、石油資源の利用や地球温暖化対策、廃棄物処理、生物多様性など様々な観点から考える必要があります。持続可能な地球環境のためには「各資源のつながりを一つのシステム」として統合的に捉えることが重要です。
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研究のアップデート
「100億人が豊かに暮らせる地球環境」の実現に向けて、MRIではKeyとなる技術や仕組みについて検討しています。
DX/BXによる脱資源とロス削減
「新もったいない」による価値観と行動の変革
#地球の持続可能性の確保
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